

2026.10.09Directed by トラベルインサイダー ジェイ
上海は、中国で最も未来的な風景に出会える都市の一つです。100年以上の歴史を持つ外灘の向かいには超高層ビルがそびえ立ち、世界規模の展望台や先端交通システムが都市の日常を彩っています。
特に、黄浦江の東側にある浦東(プードン)地域は、上海の変化を最も鮮明に示しています。わずか数十年の間に金融センターとして成長したこの地域には、中国を代表する超高層建築物が集まっています。
上海の未来的な姿を存分に体験したいなら、一日くらいは伝統的な観光コースから離れてみてください。街を見下ろし、新しい技術を体験し、黄浦江の上で華やかな夜景に出会う一日をおすすめします。
1. 上海タワー:高さ546mから未来都市を望む

上海の未来的な姿に最初に触れるなら、上海タワー(Shanghai Tower)へ。高さ632m、128階建ての上海タワーは、中国を代表する超高層建築物です。上に向かうにつれて滑らかに回転するユニークな外観デザインは、遠くからでも容易に識別できます。旅行者が訪れる代表的な空間は、118階にある「上海之巅(Shanghai Top of Shanghai)」展望台です。地上約546mの高さから上海の都心を360度見渡すことができます。
展望台からは、東方明珠電視塔、金茂大厦、上海環球金融中心をはじめとする浦東の高層建築群が眼下に広がります。さらに遠くを眺めれば、黄浦江を挟んで古い外灘の建物群と近代的な金融地区が対峙する姿も見えます。上海という都市がどれほど急速に変化してきたかを最も直感的に理解できる場所です。
2. 東方明珠と陸家嘴:上海のスカイラインを歩く

上海タワーから降りたら、陸家嘴(Lujiazui)金融地区をゆっくり散策してみましょう。上海のシンボルである東方明珠電視塔をはじめ、それぞれ異なる形状の超高層ビルが集まっており、街全体がまるで一つの建築展示場のようです。
1994年に完成した東方明珠は、上海が近代的な国際都市として成長した時代を象徴する建築物です。一方、上海タワーは、その後の数十年間で発展した超高層建築技術を示しています。
二つの建物を一緒に見ると、上海のスカイラインがどのように変化してきたかを自然に理解できます。陸家嘴には、高層ビル間をつなぐ歩行者専用の高架通路もあります。車が行き交う道路の上から周辺の建築物を鑑賞できるため、写真撮影にも最適です。
3. 世界最速級の商業用リニアモーターカーに乗る

上海で未来技術を直接体験したいなら、リニアモーターカーの上海トランスラピッド(Shanghai Maglev)は外せません。浦東国際空港と龍陽路駅を結ぶこの列車は、一般的な鉄道とは異なり、磁力を利用して車体を浮かせ、移動する方式です。上海トランスラピッドは、商業運行を開始した初期の高速リニアモーターカーの一つであり、最高時速430km級の運行で世界的な注目を集めました。ただし、実際の運行速度は時間帯や運営方針によって異なる場合があります。
空港と都心を結ぶ移動手段ですが、単なる交通手段以上の体験を提供します。特に浦東国際空港を利用する場合、旅行の始まりや終わりに自然にスケジュールに組み込むことができます。上海が先端技術をどのように実際の都市インフラに適用したかを直接体感できる方法です。
4. 黄浦江クルーズ:未来都市の夜景に出会う時間

上海での一日を締めくくるのに最適な場所は、黄浦江です。黄浦江は、上海の過去と現在を分け、同時に結びつける川です。西側にはヨーロッパ風の歴史的建造物が連なる外灘があり、東側には近代的な高層ビルが密集する浦東があります。夕方になると、これら二つの地域の雰囲気はさらに劇的に変化します。
東方明珠や上海タワーをはじめとする高層ビル群が華やかな照明で輝き、外灘の歴史的建造物にも明かりが灯ります。黄浦江クルーズに乗れば、両岸の風景を一度に眺めることができます。川岸を歩くのとは異なり、川の中央から都市全体のスカイラインを鑑賞できるのが最大の魅力です。特に日が完全に沈んだ後は、上海がなぜ世界的な夜景都市として数えられるのかを実感できるでしょう。
上海の未来はすでに始まっています

上海が興味深いのは、未来的な建築物ばかりの都市ではないからです。黄浦江を挟んで20世紀初頭の歴史的建造物と21世紀の超高層ビルが対峙し、先端交通技術と古い路地の日常が同じ都市の中に共存しています。上海タワーから街を見下ろし、陸家嘴の建築物を歩き、リニアモーターカーを体験した後、黄浦江クルーズで一日を締めくくってみてください。上海が築き上げてきた変化と、これからの姿を最も身近に感じることができるでしょう。
ワグでは、上海タワー展望台や東方明珠、黄浦江クルーズなど、上海の代表的な名所を体験できる様々なチケットを予約できます。