2025.05.03 (最終更新日 2025.08.02)Directed by AKI
——ちょっとした余白のなかで出会う、心に残る風景たち
大阪旅行を考えているなら、今回ご紹介する5つの場所は、空港に着いたその足で向かいたいスポットばかりです。
① 通天閣|大阪・新世界
少し古びていて、だからこそ愛おしい。
新世界のシンボル「通天閣」は、大阪らしさがぎゅっと詰まった場所。
展望台からの眺めも素敵だけど、ふもとのジャンジャン横丁をぶらぶら歩くだけでも十分に楽しい。
串カツを片手に、大阪の人たちの笑い声を聞きながら、ディープな空気を感じてみてください。
② 松田町駅|JR大阪環状線
にぎやかな大阪の中で、そっと佇む小さな駅。
松田町駅は、まるで時間が止まってしまったような、アナログな雰囲気が魅力です。
誰もいないホームに沈む夕陽、その美しさは言葉では伝えきれません。
せわしない毎日から少しだけ離れて、深呼吸したくなるような場所です。
③ 鴨川|京都・出町柳
大阪から電車で約1時間。
京都の鴨川のほとりに座って、ゆったりと流れる水音に耳をすませてみてください。
春は桜、夏は緑、秋は紅葉、冬は澄んだ空気。
季節ごとに姿を変えるこの川には、心をそっとほどいてくれる力があります。
いつもの自分から、少し離れたくなった時に訪れたくなる場所です。
④ 嵐電(らんでん)|京都・嵐山
レトロな見た目と、のんびりとした走りが魅力の嵐電。
街と自然をゆるやかにつなぐこの電車は、乗っているだけで旅気分を味わわせてくれます。
車窓から見える景色も、途中駅の静けさも、ただの移動時間を豊かな「旅の時間」に変えてくれます。
⑤ 産寧坂|京都・東山
石畳が続くゆるやかな坂道を歩いていると、自然と呼吸が深くなる。
産寧坂は清水寺へと続く、京都らしさを感じる通りです。
朝のやわらかな光、夕暮れの静けさ。
ふと足を止めて写真を撮りたくなる瞬間が、そこかしこにちりばめられています。
♥️ Editor's Memo
大阪に行ったら、グルメだけじゃもったいない。
ほんの少し視点を変えるだけで、
日常と旅が重なる風景に出会えるかもしれません。
目に残るだけじゃなく、心にずっと残る旅。
それが、本当にいい旅なんだと思います。